昨季は今大会準優勝と涙をのんだホームチームのアメリカは、オーストラリアとの決勝戦に挑んだ。前半2分にはケルター選手が相手ディフェンスを引きずりながらのトライで先制点をチームにもたらす。すると、オーストラリアもすぐさまグリーン選手の俊足をいかした独走トライで7−7の同点に追いつく。このまま両者譲らず前半ラストプレーまでスコアは動かなかったものの、メイハー選手がタックルをはねのけるプレーでチームに貴重な追加点をもたらし、前半終了間際にアメリカがリードを奪う。後半に入ってもアメリカは攻撃の手を緩めない。メイハー選手が再び相手ディフェンスをはじき返しながらオーストラリアゴールに迫ると、ボールを受けたヒーヴァーランド選手がぎりぎりのグラウンディングでチーム3トライ目を決める。地元ファンで埋め尽くされたスタジアムが一層の盛り上がりを見せるなか、勢いに乗ったアメリカは、ヒーヴァーランド選手がもうひとつトライを重ね、ダメ押しの追加点を獲得。反撃の糸口が見出せないオーストラリアはアメリカに勝利を許し、ホームチームが地元ファンの前で最高の成績を残した。

3位決定戦に登場したのはフランスとニュージーランド。昨季からの大会2連覇狙うニュージーランドは、準決勝ではアメリカと対戦するも逆転を許し、さらに反撃もわずか2点及ばなかったため、フランスとの3位決定戦へとまわる。キックオフ直後に先に得点を奪ったのはフランス。シオファニ選手の先制トライから7点を奪うと、続けてネイサン選手がチームに2トライ目をもたらす。ニュージーランドが前半終盤に2トライを返すものの、コンバージョン差でフランスが2点のリードを守ったままハーフタイムを迎える。しかし、後半に入ると、プレーを立て直したニュージーランドが怒涛の反撃を見せる。ブロートン選手の逆転トライを皮切りにブライド選手とワアカ選手もトライを奪い、フランスに反撃の隙を与えない。気づけは27点差をつけていたニュージーランドがそのまま逃げ切りブロンズメダルを手にした。

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日本チームはフィジーとの接戦をわずか2点差で制し、9位決定戦に進出。プール戦で敗れたイングランドと再び顔をあわせる。リベンジを狙う日本だったが、キックオフ直後にイングランドがスピード感のある攻撃で一気に先制トライを決める。2分後の前半3分には日本が黒木選手の相手ディフェンスを寄せ付けない独走でトライを奪い、スコアを5−5の同点とするとコンバージョンを決めてイングランドから2点のリードを得る。しかし、ここからイングランドの攻撃に火がつくとさらに2トライを追加され、後半に入っても3連続トライを許してしまう。バティヴァカロロライチェル海遥選手のトライで日本が試合終了間際に7点を追加するも、イングランドの得点には及ばず。10位でグレンデール大会を終えた。

次なる大会は、12月5〜7日に行われるドバイ大会。