【静岡・10月3日】1次リーグB組の南アフリカ対イタリアは4日午後6時45分、袋井市の小笠山総合運動公園エコパスタジアムで行われる。

南アとイタリアの対戦は通常なら、南アが優勢だろう。

しかし、これは普通の試合ではない。南アにはプレッシャーがかかっている。ニュージーランドに負けた南アがベスト8に残るためには、残る2試合を勝たなければならない。

南アは先週、ナミビアに勝利。4日のイタリア戦の後、8日にはカナダ戦が控えている。

南アの「目の上のコブ」とも言えるのがイタリアだ。

南アのヨハン・エラスムス監督は「イタリア戦は生きるか死ぬかの1戦」と話す。

「選手たちもそれは感じているし、私自身も少し緊張している。イタリアには負けているから(2016年11月)」と本音を語った。

更に「イタリアも、さすがにニュージーランド戦(12日)に勝てるとは思っていないだろうが、南アには勝てると思って、この試合にかけてくるはずだ」と気を引き締めた。

 

イタリアはナミビアとカナダにそれぞれボーナスポイント付きで勝ったため、現在B組トップだが、南ア戦はそう簡単にいかないことも分かっている。

イタリアのコナー・オシェイ監督は過去2戦で様々な選手を投入したが、今回はナンバー8のセルジオ・パリセ以下、トップ選手をずらりと並べた。

この試合で勝てば、イタリアはW杯初のベスト8進出となる。

「これが最後と思って戦わなければならない」とオシェイ監督。「南アにはプレッシャーがかかっているはずだ。優勝候補の南アに我々が勝てるとは誰も思っていないだろうが、それは違うと証明してみせる」と意気込みを語った。

直接対決

南アの13勝1敗

見どころ

・南アはマルコム・マークスを控えに回し、ナミビア戦で2トライを挙げたムボンゲニ・ムボナンビ(写真)をフッカーとして先発させる。ムボナンビはパフォーマンスもさることながら、勝利への執念と“痛い仕事”も喜んでやる姿勢が評価された。

・イタリアのFBマテオ・ミノッツィ(175㌢)、南アのWTBチェスリン・コルビ(170㌢)ら、小柄な選手の突破力も見ものだ。

・ミノッツィは、カナダ戦で1トライを挙げ、更に相手のトライを防ぐ見事なタックルを2度見せている。

・南アのSOハンドレ・ポラードはこの試合でテストマッチ通算400得点となる可能性がある。

・5大会連続出場のパリセは、W杯の出場試合数がイタリア代表史上最多の15試合となる。

RNS ci/hh