【東京・10月5日】ラグビーで、防御の目的は相手に点を与えず、できるだけ早く相手のボールを奪い取ることだ。

ディフェンスコーチによれば、最良の防御はプレーヤーが横一線に並ぶフラットラインだ。15人の全てのプレーヤーがこのディフェンスラインに入れば、相手がそこを突き抜けるのは難しい。しかし、そのラインの頭を超えるキックを蹴るのは容易だ。そこで数人のプレーヤーをディフェンスラインから外し、キックに対応させる。

防御の要点はディフェンスラインとキックに対応するプレーヤーのバランスを見出すことだ。

上のビデオでは、アイルランドはまず、3人のプレーヤーをキック対応のポジションに置き、残りの12人がディフェンスラインを構成した。いわゆる12-3ディフェンスだ。日本はボールを左に動かし、その後に右に展開した。日本が前進すると、アイルランドWTBはラインに入り、13-2の防御網を構成した。ボールがピッチ中央部にあると、12-3に戻った。右隅の攻撃に対しては、13-2となった。アイルランドのディフェンスラインの中央が破られた時、13-2の態勢をより強めた。

日本がアイルランドのラインから離れている時は、アイルランドはキックに対する防御により多くのプレーヤーを割くことができた。日本が同ラインに近づくと、キックによる攻撃の可能性が減り、13人をラインディフェンスに向けた。

 

米国のFBウィル・フーリーのディフェンスライン近くでの動きを見てみよう。キックの可能性が少なく、フーリーは前後に動いてディフェンスへの援軍の役割をしている。攻撃側が数的有利な状態では、彼はディフェンスラインに入り、ラインに穴ができるとそれを埋めるようにしている。

FBの仕事は相手の攻撃を予測し、前に出るか後ろに残るかを判断することだ。後者の判断を選んだ場合、スピードに乗った相手にタックルをする。プレッシャーに弱い人には向いていないポジションだ。

RNS sl/sdg/mr/na/hh